50代、私らしい旅のはじまり
明日、1年ぶりの韓国へ行くんです。🇰🇷
皆さん、「もう旅は難しいかな」って思ったことない?
私、正直よくそう思ってました。でも、違うんです。私たち50代には、私たちならではの旅のスタイルがあるんです。
旅好きだった20代の私
20代の私は、ボーナスが出るたびにバックパックを背負って海外に飛び出す、典型的な旅好きの若者でした。アジアや南米を旅することに夢中で、その熱意から旅行会社に入社したほどの旅バカ。当時は、海外旅行好きな20代女子は珍しくなく、仲間も多かったです。
学生時代にメキシコに留学していた経験は、私の旅への情熱の原点。でも、よく考えてみれば、長期休暇を取って南米まで行く女性は、まだめずらしい存在でした。
あの頃は、どこへでも行けると信じて疑わなかったのです。
人生の変化と旅との距離感
でも人生って、本当に予想外のことばかり起こるものです。30代〜40代の私は2人の子どもを抱えるシングルマザーになりました。金銭面ももちろんですが、それ以上にメキシコが遠く感じるようになりました。
子連れでの海外旅行は治安の心配もあります。東南アジアは近いですが、暑さや衛生面が気になり、独身時代とは全然違う心配事が出てきました。子どもが中学生になると部活で忙しくなり、夏休みも練習漬け。我が家では、長期の海外旅行の可能性が遠のいていきました。
下の娘が中学2年の時、やっと友人とメキシコ旅行を計画しました。15年ぶりのメキシコ、20年ぶりのメキシコシティを楽しみにしていたのですが、なんと、旅行前日の台風で飛行機が欠航に。夢は再び遠のきました。
コロナ禍と旅への思い
そしてその1年後、コロナがやってきたのです。20代の頃、いつでも行けると思っていたメキシコが、こんなに遠くなるなんて。閉塞感から抜け出したくて、「コロナが終わったら行きたいところリスト」を作りました。
後で見返すと、絶景ビーチリゾートが多かったり、アーユルヴェーダの治療を受けたかったり。当時、相当癒しを求めていたんだなと感じます。旅ができない日々、私の中の旅への想いは、静かに、でも確実に燃え続けていました。
更年期と旅心の変化
コロナが落ち着いた頃から、更年期のような体調不良に悩まされるようになりました。だるさ、肩こり、頭痛が続き、何よりも怖かったのは、旅行への意欲さえも薄れてしまったことです。
「これは老化なのかもしれない」と考えると、気持ちが沈んでしまいました。でも、ホルモン補充療法を始めたことで、少しずつ体調も回復し、旅への気持ちも戻ってきたんです。正直、もう遠くへ旅行する気力がなくなって、このまま老いていくのかと思ったこともありましたが、更年期は必ず終わりが来る!と希望が持てました。
娘の旅をきっかけに再び旅の楽しさを取り戻す
そんな時、娘が卒業旅行で韓国に行くことになりました。私が手配したほうが早いと思い、旅行のリサーチや予約を手伝うことに。送り出してからは、現地から送られてくる楽しそうな写真を見るたびに、少しずつ「私もまた旅に出たい!」という気持ちが湧いてきました。
娘の旅が、失いかけていた私の旅心を再び呼び覚ましてくれたんです。彼女の若々しい冒険心と、旅への純粋な喜びが、私の中に眠っていた旅への情熱を目覚めさせてくれました。
50代の韓国旅行リベンジ!去年の反省と今年の準備
2023年9月、4年ぶりに海外旅行として韓国を訪れることにしました。コロナ禍で韓国ドラマに夢中になっていたおかげで、簡単な韓国語が理解できるようになっていたのも、今回の旅の楽しみのひとつです。
旅行自体はとても楽しかったものの、準備不足で多くの反省点が残りました。20代の頃は、体力で何とかカバーしていた部分も、今のアラフィフの私にはそうはいきません。限られた時間と体力をどう活用するかが鍵になってきます。
今回はその反省を踏まえ、しっかり準備をして「50代の私に合った、快適な旅」にするつもりです。これからは、実際に調べたことや使ってみたものの感想も含めて、しっかりと記録していきたいと思います。
次なる挑戦:中米への旅とこれからの展望
実は、2ヶ月後には中米への旅行も控えています。今回の韓国旅行は、その前哨戦としての位置づけでもあり、準備に一層力を入れています。中米の旅では、さらにおもしろい経験を得られることを楽しみにしています。
これからも、旅を通じて感じたことや学んだことを記録し、共有していきます。もし私の経験が、誰かの役に立てるなら、それ以上に嬉しいことはありません。
アラフィフになっても、まだまだ旅を楽しめるんだということを、自分自身にもしっかり証明していきたいです。コロナ禍に作成したバケットリストを実現していくぞー!
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