韓国グルメを楽しみたいけど胃の健康が気になる方へ
韓国旅行といえば、美味しい食べ物がつきものですよね。キムチ、サムギョプサル、トッポッキなど、食べたいものがたくさんあります。でも、アラフィフの私たちにとっては、胃の健康も気になるところ。美味しいものを無理なく楽しむ方法をお伝えします。
アラフィフ女子の胃事情と韓国のボリューム満点料理
年齢を重ねると、以前のように揚げ物や大量のお肉を食べるのが難しくなりますよね。韓国料理はボリューム満点で知られていますが、韓国の一人前の量は日本よりも多いことが多いです。1日3食しっかり食べてしまうと、胃が疲れてしまうことも。旅先では屋台のホットクやトッポッキ、カフェでのピンス（かき氷）など、ついつい間食も増えてしまいます。
私は普段、朝ごはんはほぼ食べず、お昼は好きなものをしっかり食べて、夜は炭水化物を食べないという生活をしているので、炭水化物は1日1回なので、夜食べすぎると朝までなんとなく苦しい感じがするのです。皆さんもそれぞれ胃の状態を知って、無理なく食べられるように計画を立ててみましょう。
食べたいものを絞って計画的に楽しむコツ
絶対食べたい韓国グルメリストを作ろう
まずは、どうしても行きたいお店や食べたい料理をリストアップしましょう。旅行日数に合わせて、1日に一つメインの料理を決めます。例えば、3泊4日の旅ならメインは3〜4つ。予約が必要なお店は事前に予約し、行き方もNaverマップで調べておくと安心です。
全て食べようと思ってはいけません！残ったところは次回に繰り越すつもりでよくばらない。アラフィフの旅はある程度の諦めも大事です。
韓国旅行中におすすめの胃に優しいコンビニ軽食
韓国にはコンビニもカフェもそこら中にあります。
韓国のコンビニ（例えばCUやGS25）には、胃に優しい軽食がたくさんあります。最近話題のシリアル付きヨーグルトは、朝食にぴったり。コンビニキンパもおすすめで、おにぎりより具沢山なので軽く食べたい時に最適です。
シリアル付きヨーグルト ビヨット 2,000ウォン（２つ買うともう1つおまけキャンペーン）
イワシキンパ 3,500ウォン
一日の食事バランスを考える
普段から無理に3食食べない習慣がある方は、旅行中もそのリズムを崩さないようにしたほうがよいでしょう。お腹が空いていない時は軽く済ませ、小腹が空いたら屋台で少しつまむ程度に。こうすることで、メインの食事を存分に楽しめますし、胃も疲れにくくなります。
今回訪れたお店と食べたものをご紹介
今回リストアップしたお店はこちら
1日目夜：タッカンマリ：孔陵タッカンマリ 東大門店
タッカンマリとは韓国語で「鶏一羽」という意味です。
観光客がたくさん訪れる東大門市場の西にタッカンマリ横丁と呼ばれる場所があり、タッカンマリのお店がたくさんあるのですが、孔陵タッカンマリはその中の1店です。
お鍋には丸ごと一羽の鶏がどーんと入っています（2人前）。お店のスタッフがハサミで食べやすい大きさに切ってくれるので、初めての方でも安心です！
お醤油、胡麻油、ニンニク、マスタードをお店の方の指示通りに入れて混ぜ、キャベツと鶏肉を一緒にそのタレにつけていただきます。鶏肉は骨からほろっと剥がれやすく、骨はガラ入れにポイっと入れるだけでOK。スープは澄んでいて、本当に優しい味わいです。
タッカンマリ 2人前：22,000ウォン + 締めのお粥：3,000ウォン
孔陵タッカンマリ 東大門店 / 공릉닭한마리 동대문점
ソウル特別市 鐘路区 鐘路40ガキル 20 / 서울특별시 종로구 종로40가길 20
Naver Mapリンク
11：00～22：00(ラストオーダー21：00)
予約不可
休業日：旧正月・秋夕
2日目昼：ポジャギビビンバ：コッパベピダ 꽃, 밥에피다
MEGUMIさんの動画で見て、食べてみたい！と思っていたポジャギビビンバ。
ポジャギとは、韓国語でふろしきという意味で、薄焼き卵のポジャギの中にナムルとご飯が包まれている見た目にもかわいいビビンバなのです。
このお店は、建物や器もおしゃれで、食材にもこだわりが満載。オーガニックや無添加の食材を使用していて、身体にも優しいビビンバを提供しています。テーブルに置いてあるポットには高麗人参入りの白湯が入っていました。
ポジャギビビンバはランチ限定メニューで、予約が必須です！ 訪れる前に必ず予約を入れておきましょう。（Catch Tableというアプリで予約できます）
ポジャギビビンバ：25,000ウォン
コッパベピダ / 공릉닭한마리 동대문점
ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞16キル 3-6 / 서울특별시 종로구 인사동16길 3-6
Naver Mapリンク
(ランチ)11：30、12：00、13：30、(ディナー)17：30、18：00、19：30
要予約
休業日：旧正月・秋夕
3日目夜：参鶏湯：薬草マウル 약초마을
ソウル駅から徒歩約10分の場所にある参鶏湯のお店です。
「ここから入るのかな？」と一瞬躊躇してしまうような店構えで、少し入りにくい雰囲気。しかし、勇気を出して入ってみると、誰も店員さんが出てこないので「本当に営業してるの？」と不安に。けれども、店内からお客さんの話し声が聞こえてくるので、思い切って「すみませーん！チョギヨー！」と声をかけてみました。すると、なんとお客さんだと思っていた方が実は店員さんでした（笑）。
こんな商売っ気がないお店ですが、参鶏湯は絶品！
スープは澄んでいて優しい味付け。それでいて、じっくりと煮込まれた鶏肉がスープに溶け込み、口の中でほろっと崩れる柔らかさ。滋味深い味わいが体に染み渡ります。観光客がほとんどいない穴場で、メニューも韓国語オンリーなので、現地の雰囲気を味わえます。
隣のテーブルには、軍関係のお仕事をされているおじさま2人と新聞記者の女性のグループがいらっしゃいました。彼らは英語でいろいろと話しかけてくれて、鴨のお鍋を味見させてもらいましたが、これも濃厚で美味しかったです。次回もぜひ訪れたいお店です！
竹塩参鶏湯 1人前：17,000ウォン
薬草マウル 中央店 / 약초마을 중앙점
ソウル特別市 龍山区 厚岩路57キル 67 / 서울특별시 용산구 후암로57길 67
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11：00～22：00
休業日：日曜、旧正月・秋夕
その他の美味しかったものもご紹介
大邱 西門市場のスジェビ
大邱の西門市場をあてもなくフラフラしていたところ、活気あふれるお店を見つけ、元気なおばさまに呼び込まれて入店。「日本のお客さんはだいたいカルグクスかもち米スジェビ（すいとん）が好きよ！」とおすすめされ、もち米スジェビを初めて注文してみました。
ちょっと覗いたら呼び込まれました
わかめとエゴマがたっぷり！
フリーとうがらし
出てきたのは驚くほどのボリューム！でも、そのもちもち感と美味しさで、気づけばぺろっと完食していました。隣のテーブルにいた地元の方が、積んである緑の唐辛子をバリバリと食べていたので、思わず「辛くないんですか？」と聞いてみると、「辛くないですよ。このお味噌をつけて食べるんです」と教えてくれました。
恐る恐る試してみたら、なんと本当に辛くなくて驚き！地元の方々との交流もあり、楽しい食体験でした。
もち米スジェビ：6,000ウォン
西門市場 / 서문시장
市場の中のどこか（場所わからずごめんなさい）
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韓方カフェ タミカ：다미가
こちらは昨年も訪れた韓方カフェで、店主のおばさまと楽しい会話を交わした思い出があります。今回もぜひ再訪したいと思い、再び足を運びました。
地下鉄1号線ジェギドン駅の2番出口を出ると、徐々に韓方の独特な香りが漂ってきます。このエリアには、韓方材料のお店や韓医院など、韓方に関する店舗がずらりと並んでいます。その中にこのカフェもあります。
残念ながら、昨年お会いした店主のおばさまには今回は会えませんでしたが、代わりにとても可愛らしいバイトの女の子が接客してくれました。
こちらのお店の韓方茶は、隣にある韓医院の先生が処方しているもので、持ち帰り用のエキスやティーバッグも販売しています。
冷たい五味子茶は鮮やかなピンク色で、酸味と甘味が絶妙に調和していて、暑さで疲れた体に染み渡ります。また、ホットのサンファ茶は体温を上げ、疲労回復の効果があると言われています。甘さの中にほろ苦さがあり、韓方らしい風味をしっかり味わいたい方にはおすすめの一杯です。
五味子茶 5,500ウォン サンファ茶 7,000ウォン
茶美家 / 다미가
ソウル特別市 東大門区 薬令中央路 5 / 서울특별시 동대문구 약령중앙로 5
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10：00～18：00
年中無休
無理なく韓国グルメを満喫！計画的なスケジュール管理のコツ
他にも2軍として、行けそうだったら行きたいというお店や食べ物も実はリストアップしてあったのですが、食べる気にならないくらいいつもお腹が満足してました。
欲張ってあれもこれもと計画してしまうと、結局どれも中途半端になってしまいます。1日に1つメインのお店を決めておくことで、満足度が格段に上がります。体調を崩さずに旅を楽しむためにも、無理のないスケジュールを組みましょう。
計画的な食事で韓国グルメを満喫しよう
今回は計画的に食事を楽しむことで、胃もたれすることなく韓国グルメを満喫できました。次回の旅では、今回行けなかったお店にも挑戦したいと思います。韓国は近いので、健康でいればまたすぐにでも訪れることができます。これからも体力を維持し、旅を楽しみたいですね。
次に韓国を訪れる際の参考にしてみてくださいね。
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